無添加フードの必要性とその選び方

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無添加フードの必要性とその選び方

なぜ無添加フードが必要なのか

犬のアレルギーや皮膚トラブル、消化不良といった食事が原因の不調は近年増加しています。

市販のペットフードの中には、長期保存を目的にした保存料や、見た目や香りを良くするための着色料、香料が使われているものがあります。これらの添加物は犬にとって必要のないものです。

犬は日々の食事から体をつくります。添加物の蓄積は腸内環境を乱し、慢性的な皮膚トラブルや免疫の低下につながることがあります。

添加物が犬に与える悪影響

アレルギー症状の引き金になる可能性

防腐剤や酸化防止剤など一部の添加物は、犬の免疫反応を刺激することがあります。皮膚のかゆみ、発疹、涙やけといった症状が現れることもあります。

腸内環境の悪化

腸は犬の免疫機能の中心です。食事の質が腸内細菌のバランスに影響し、長期的に腸内環境を乱すことで消化不良や免疫力低下の原因になることがあります。

肝臓や腎臓への負担

添加物の多い食事を続けることで、解毒を担当する肝臓や腎臓に負担がかかる可能性があります。特にシニア犬や体力の落ちた犬は影響を受けやすくなります。

無添加フードの選び方のポイント

原材料表示を確認する

安全なフードを選ぶためには、まず原材料表示を丁寧に確認することが大切です。

使用されている食材がシンプルであること、余計な化学物質が含まれていないことを見極めましょう。

避けたい表示の例には、保存料、酸化防止剤(BHA、BHT)、着色料、香料などがあります。

できるだけ自然な素材で作られ、産地が明記されているフードが安心です。

賞味期限と保存方法を確認する

無添加フードは保存料を使わないため、開封後は早めに消費する必要があります。

保存料に頼らないフードは、少量パックや冷凍タイプで提供されていることが多く、取り扱い方法をしっかり確認しましょう。

加工方法を確認する

低温乾燥やフリーズドライ製法を採用している製品は、栄養価を損ないにくく、安全性が高いといわれています。

どのような製造工程で作られているか確認することで、品質の良い製品を選ぶ目安になります。

製造・流通情報が公開されているか確認する

フードの製造地や食材の産地、流通経路がしっかり説明されているメーカーは、品質管理に自信を持っている傾向があります。

情報が明確であれば、飼い主も安心して選ぶことができます。

専門家からの提案

すべての食事を無添加フードに切り替えることが難しい場合は、まずはトッピングやおやつから無添加のものを取り入れてみることをおすすめします。

徐々に無添加の割合を増やすことで、体調の変化にも気づきやすくなります。

日々の積み重ねが、愛犬の体に大きな影響を与えます。体臭が和らいだ、便の調子が整った、食いつきが良くなったといった変化が感じられることも多く、少しずつでも無添加を意識することが犬の健康につながります。

まとめ

無添加フードは、犬の健康を守るための安心できる選択肢です。

見た目や香りの良さよりも、安全で自然なものを選ぶことが、飼い主にとって大切な判断基準になります。

日々の選択が、将来の健康を大きく左右します。

迷ったときは、信頼できる獣医師やペット栄養士に相談しながら、愛犬に合った安全なフードを見つけていきましょう。

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